【データ分析】X軸とY軸!縦と横どっち?

注目記事

X軸とY軸

X軸とY軸とは何か?

X軸とY軸は、数学やグラフなどで広く使われる2次元平面上の2つの直線です。
 

X軸

X軸は英語で「Horizontal Axis(ホリゾンタル・アクシス)」と言います。

水平方向の直線で、通常横に描かれ、軸は左から右に向かって広がります。

X軸上の点は、数値またはデータの横方向の位置を表し、時系列データの場合、X軸には時間がプロットされることがあります。
 

Y軸

Y軸は英語で「Vertical Axis(バーティカル・アクシス)」と言います。

垂直方向の直線で、通常縦に描かれ、軸は下から上に向かって広がります。

Y軸上の点は、数値またはデータの縦方向の位置を表し、グラフの縦軸には数量や割合がプロットされることがあります。
 

どっちが縦?どっちが横?

 

方向 グラフ
X軸 下の項目
Y軸 左右の項目

 

X軸とY軸の目的

X軸とY軸の目的は、2次元平面上でデータや数値の位置を示すための基準軸を提供することです。
 

データの可視化

X軸とY軸を使用して、グラフやチャート上にデータをプロットすることで、データの分布や関係性を視覚的に理解することができます。

散布図ではX軸とY軸にそれぞれ異なる変数を割り当て、データ点の位置によって変数間の関係性を可視化することができます。
 

座標の指定

X軸とY軸の交点が原点となり、座標系を形成し、データやオブジェクトの位置を座標値で指定することができます。

座標値はX軸の値とY軸の値の組み合わせで表され、データの位置や移動を表現する際に使用されます。
 

数値のスケール表示

X軸とY軸は一般的に数値を表現するためのスケールを持っています。

軸上の目盛りやラベルによって数値の範囲や区切りを示し、データの相対的な大きさや位置を明示し、データの比較やトレンドの分析などが行われます。
 

X軸とY軸の役割

X軸とY軸の役割は、データの位置関係や分布、変化を可視化するために重要で、軸を使用してデータをプロットすることで、グラフやチャートを作成し、データの相関関係や傾向、パターンを分析することができます。

また、軸上の目盛りやラベルは数値のスケールを示し、データの大きさや位置を明示します。X軸とY軸は、データの視覚化や分析において基本的な要素として使用されます。
 

X軸(水平軸)の役割

  • 水平方向の位置を表します。
  • 主に独立変数やカテゴリ変数が配置されます。
  • 時系列データの場合、時間軸として使われることがあります。

 

Y軸(垂直軸)の役割

  • 垂直方向の位置を表します。
  • 主に従属変数や数量変数が配置されます。
  • 数値データや割合などがプロットされることが一般的です。

 

X軸とY軸の関係

X軸とY軸は、2次元平面上でデータの位置を示すための直交する軸です。これらの軸は互いに垂直な関係にあります。
 

直交関係

X軸とY軸は直交しています。つまり、X軸に平行な線上ではY軸は垂直に交わり、Y軸に平行な線上ではX軸は垂直に交わります。

この直交関係により、2次元平面上のデータの位置を正確に指定することができます。
 

座標の表現

X軸とY軸の交点が原点となり、座標系を形成します。座標系では、各点の位置はX軸とY軸に対する相対的な距離や位置関係で表現されます。

座標値は通常、X軸の値を先に表し、その後にY軸の値を示します。例えば、(2, 3)という座標は、X軸方向に2の位置、Y軸方向に3の位置を表します。
 

なぜ紛らわしい?

X軸とY軸は、グラフ上では主に棒や線で表示されますが、縦横両方の座標で点で見ていることも多いのです。

また、X軸とY軸という概念で見ていない場合が多く、主に項目名で見ているので、説明の時に『X軸』『Y軸』と言われると混乱するわけです。
 

まとめ

X軸とY軸はグラフやチャートなどの視覚化手法において重要な要素であり、データを理解し、分析するための基準を提供します。

X軸とY軸を使って2次元平面上にデータをプロットすることで、グラフやチャートを作成したり、数値データの関係性を視覚的に表現したりすることができ、X軸とY軸の交点が原点となり、その座標系を用いてデータの位置を指定します。

データの位置を座標値で指定し、グラフやチャートなどの視覚化手法でデータを表現する際に、軸を使用してデータをプロットすることで、データの分布や相関関係、傾向を視覚的に理解することができます。
 

ちなみに

座標にはZ軸とθ軸というものがあります。

X軸とY軸は平面のグラフでの座標ですが、立体グラフの場合にこの『Z軸』『θ軸』という座標軸が出てきます。

Z軸とθ軸は、3次元空間における位置や回転を表現するために、軸を使用してオブジェクトやデータの位置や回転角度を指定することができ、3Dモデリングやコンピュータグラフィックス、ロボットアームの制御など、3次元空間に関わるさまざまなアプリケーションや分野で使用されます。
 

Z軸

Z軸は英語で「z-axis(ゼット・アクシス)」と言います。
 

  • Z軸は垂直方向(奥行き方向)を表します。
  • 3次元空間において、x軸とy軸と直交し、垂直に立ち上がる軸です。
  • 通常、z軸は奥行きや高さの概念を表すために使用されます。

 

θ軸

θ軸は英語で「theta-axis(シータ・アクシス)」と言います。
 

  • θ軸は角度を表すための軸です。
  • 3次元空間において、x軸とy軸の平面上に存在します。
  • θ(シータ)はギリシャ文字で角度を表すために使われることがあり、θ軸は角度を示すための軸として使用されます。