自己中の正体!分析してみた~
自己中の正体!
自己中とは?
自己中とは「自己中心的」の略語です。
この自己中心的な人のことを、「自己中な人」や「自己中」とだけ言われることが多いです。
どんな人が自己中な人なのか?
それは、
- 自分の欲求を優先する
- 自分の利益を優先する
- 他人の感情を無視する
- 他人の言うことを聞かない
など、自分を中心に考え、自分を最優先させる人のことです。
その度合いが高い人ほど「自己中」と言われやすく、度合いが低い人は「隠れ自己中」と言われるそうです。
自己中は自分のことしか考えず、他人に対して無関心な人が多く、自分の欲求を満たすことしか考えない傾向があります。
そのため、他人の意見や感情を尊重せず、自分の意見や欲求を押し付け、他人との関係を悪化させる人が多いです。
自己中の反対は?
自己中の反対の意味としては、
- 協調的
- 利他的
- 共感的
などが一般的です。
協調的(きょうちょうてき)
協調的の意味は、他者と協力して目標を達成し、他人との関係を築き、チームやグループでの活動などに積極的に参加するなど、コミュニケーションや協力を大切にします。
利他的(りたてき)
利他的の意味は、自己の利益や欲求だけでなく他人の利益や幸福も考慮し、他人のニーズや感情を理解します。利他主義的な思考が強いと、自己の利益を犠牲にすることも厭わない人もいます。
共感的(きょうかんてき)
共感的の意味は、協調的と似ていて、他人の感情や立場を理解し、他人の苦しみや喜びに共感します。共感することで人に寄り添い、より良い関係を築き、金銭や物品など色んな支援をする人もいます。
なぜ自己中になるのか?
人間には理性がある
全ての動物には本能があります。
しかし、人間という動物には唯一、理性というものがあります。
そして人間には、理性と本能を兼ね備え、そのどちらか一方が強い弱いで自己中になる人ならない人に分かれるのです。
理性(りせい)
理性は、人間の思考や論理的な能力です。
具体的には、情報を収集し分析し、合理的な判断や決定を下す能力で、感情や衝動に左右されず、客観的かつ論理的な視点から物事を考えることができます。また、理性によって、目標や価値観に基づいて行動を計画し、自己制御や自己管理を行うことも可能です。
本能(ほんのう)
本能は、生物が生まれながらに持つ、自然に備わった行動や反応のことです。具体的には、生物が生存し繁殖するために必要な行動パターンや反応であり、遺伝的に受け継がれるものです。人間の場合、食欲、性欲、睡眠などの基本的な欲求や行動が本能的に制御され、環境や文化によって一部制約されますが、基本的な生存本能は種を維持するために必要な役割を果たします。
自己中になる人の特徴
自己中は言い訳上手
自己中は、常に自分を正当化することの理由や言い訳を考えて生きています。
しかし、自己中心的な考えというのは、どうしても矛盾が出てきます。
例えば、自宅で騒音を立てて迷惑な人がニュースで話題になることがありますが、この人の言い訳は、
「自分の家の中や敷地内で何をしようが勝手だろ!」
という感じです。
この例では言い訳上手とはいきませんが、正論と言えば正論なのです。
確かに自分の家の中で何をしようが他人が干渉することではありません。
しかし、いくら自分の家の中や敷地内であっても、他人に迷惑をかけて良いはずがありませんよね。
厄介な例では、例えば子供がいる自己中の親の場合、
「うちの子に限ってそんなことありえません。」
「子供がしたことなんで勘弁してください。」
「子供ってやっちゃいますよね~、普通ですよね~」
ある意味正論ともいえる言い訳ですが、苦情を言いにくい子供を盾に、色んな言い訳をしてくるのです。
しかし、いくら正論を振りかざしても、結局は矛盾が出てきて言い訳が破綻し、
「嫌ならお前がどっか行けばいいだろ!」
みたいな話しをし始めます。
常に正論を盾にして、批判しにくい部分を突いて言い訳してきたり、破綻した言い訳を繰り返され続けると会話も破綻してしまうので。自己中の思う壺となるケースも少なくありません。
自己中は論点を逸らす
自己中の人と口論になると、必ず話題を逸らしてきます。
「歳はいくつだ?」「仕事はなにしてる?」「結婚してるのか?独身か?」
などの質問をしてきて、それに答えてしまうと、必ずその部分を突いてきて「若いから」「その年齢は」「そんな仕事してるから」「独身だから」「結婚してるクセに」と、話題と全く関係ない話しをし、話題をすり替え論点を逸らしてきます。
自己中は人格攻撃をする
自己中の人と口論になると、人格攻撃もしてきます。
これも論点を逸らす行為と同じで、例えば迷惑行為に対して苦情を言った時に、
「迷惑と感じるのはお前に問題がある!」
というような感じで、上記のような質問の後に、若いと人生経験が足りないだとか経験不足を言ってくることが多く、その他には職業を否定してきたり、容姿や家族を否定してくる人もいます。
自己中は子だくさんが多い
自己中は本能型
個人的な統計(私見)ですが、自己中には本能型の人が多い傾向があります。
私が仕事やプライベートで自己中な親や大人に出会い見てきた感覚として、それほど裕福ではなく、むしろ貧乏とまで言わなくても生活苦しそうな家庭なのに、なぜか子だくさんの人が多いです。
まあ、それだけ活力があるせいか、土日も休みなく仕事をバリバリやっている人も多く、体格や話し方など活力を感じる人が多かったです。
おそらく、本能型な人なので、性行為に対しても本能的に行うことが多く、ちょっと下品な言い方かもしれませんが、
「生でして」「中で出し」「できちゃった~」
を繰り返すわけです。
まあ子だくさんの基準も難しいですが、子供が3人以上という家庭が多かったですね。
私の中の共通点がそこで、これが自己中の共通点になるのでは?と思い、自己中の正体がこれだ!と結論づけています。
経営者に自己中が多い?
結論から言ってしまうと、経営者に自己中が多いというのは誤解です。
経営者というのは、目的や目標のために、決断しやり遂げる意思の強さが必要です。
そのため我を通すことがあり、それを自己中と言ってしまう人がいます。
しかし経営者は理性でしっかりと判断し、本能や感情で我を通してるわけじゃありません。
その判断が正しいかどうかは置いといても、我を通すことと自己中とは全く違います。
まとめ
私が出会った自己中な人の多くは、
- 人の話しを聞かない
- 本能的な人
- 言い訳が多い
この辺の特徴が強い人が多いです。
ミーティングをしていても、人の意見は全く聞かず自分の主張を押し通そうとし、別の意見に対しては屁理屈のような反論で否定してきたり。
思ったことをすぐ口に出して、言わなくていいことを言って喧嘩になり、また矛盾した言い訳を繰り返したり。
会話してても、前向きに行動するより、行動しない言い訳から始めます。
この特徴の人が全てとは言えないかもしれませんが、私が出会った人の多くは、このタイプの人が自己中心的な人達でした。