大谷翔平の9マスから考える超一流になる努力と才能

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大谷翔平の努力と才能

努力は才能?

努力と才能については、
 

「努力できることは才能である」

「努力できるのも才能のうち」

「努力は才能で決まる」

 
などなど言われていますが、努力は本当に才能なのか?

という疑問を持っている人も少なくありません。

しかし、「努力」という言葉を、あなたはどれだけ根拠を持って、

「これが努力だ!」

と説明できるでしょうか。

おそらく100人に努力という言葉を説明してもらうと、100通りの努力の答えが出ることでしょう。

この「努力」という言葉に対して、ある程度の共通認識を持たないと、「努力が才能」ということを説明できません。
 

大谷翔平が証明した努力と才能

皆さんは、「大谷翔平」を知っていますか?

おそらく多くの人は知っていると思いますが、ちょっとだけ大谷翔平を説明してみます。
 

大谷翔平(おおたにしょうへい)

2023年の時点では、アメリカ合衆国のロサンゼルス・エンゼルスに所属する投手兼打者の二刀流選手です。

大谷翔平は、2013年に日本のプロ野球チームである北海道日本ハムファイターズに入団し、2016年から2017年のシーズンにかけては、日本プロ野球での最高勝率を記録し、MVP(最優秀選手賞)も獲得しています。

その後、2017年にエンゼルスに移籍し、メジャーリーグでも二刀流として活躍しています。2021年シーズンに、49本の本塁打を打ち、アメリカンリーグのMVPを受賞しました。サイ・ヤング賞にはノミネートされましたが、受賞には至りませんでした。

WBCでも中心選手として活躍し、準決勝では気迫の2ベースから村上のサヨナラヒットにつなげ、決勝では9回に登板し最後のバッターとしてエンジェルスで同僚のMVPを3度も取った最高選手のトラウトと対決し、みごと三振に抑え日本を優勝へと導きました。

 
凄く簡単に大谷翔平の活躍を書きましたが、こんなもんじゃ足りないくらい多くの結果を残し続けている、凄い選手だということだけ言っておきます。

もちろん大谷翔平には才能があります。

しかし大谷翔平は、人並以上の努力もしているのです。

その努力が結果に結びついてこそ、才能と言われるようになるのです。

大谷翔平の才能の証明は、努力し続け、結果を出し続け、記録を達成し、新たな記録を作り、さらに上の記録を目指し努力し続けているからこそ、「才能がある」と言われていることに気づいているでしょうか。

多くの人が、努力から生まれた結果だけを見て、「才能がある」と考え、「才能がある」と言ってしまっているのです。
 

大谷翔平の9マスシート

また、大谷翔平の9マスシート(マンダラート)は有名ですよね。


 

マンダラートとは?

マンダラートは、中心に1つの目標を記入し、その周りの8マスに目標に対して必要な大項目的な言葉を入れていき、さらにその周りに9マスずつを作り、それぞれの中心に大項目を記入し周りの8マスに小項目的な詳細を記入します。

この合計64個の項目を実行することにより、目標が達成できるというものです。

たまに72個の項目を実行するという説明をしている人がいますが、中心は全て目次のようなものなので、実際には64個になります。

 

大谷翔平の9マスに影響され、多くの人がこのマンダラートを記入し実行しようとしました。

しかし、この64個の項目を全て実行し続けるというのは並大抵の努力では出来ないのです。

多くの人は、このマンダラートを記入しても、途中で挫折してしまいます。

私なんか1つの項目を実行し続けることでも大変なので、努力できる才能は全く無い凡人中の凡人と言えます。

凡人以下かもしれません。

大谷翔平がこの9マスを書いたのは、高校生の時です。

これは大谷翔平がプロ野球選手になるために記入した、64個の項目です。

これを全て実行し続けて、結果を出し続け、さらにプロ野球選手になってからは新たな努力をし、メジャーリーガーになってからはさらに上の努力を積み重ね、今の大谷翔平があるのです。

凄く簡単に書いていますが、大谷翔平の本当の努力を全て書こうと思ったら、1万文字以上のページを何ページ書いても書ききれないほど、努力をしています。

私の努力を全て書いたとしても、3ページ書けるかどうか・・・
 

努力とモチベーション

才能がある人が、努力出来ない人努力しない人に対してよく言う言葉で、
 

「努力すればいいだけじゃん~」

「努力が足りないだけじゃないの?」

 
と言います。

努力する」というのは意外と簡単なんです。

しかし、「努力し続ける」というのが難しいのです。

なぜ努力し続けることが難しくなるのかと言うと、なかなか結果が出ないとモチベーションが上がりません。
 

モチベーションとは?

モチベーションは、「人が目標に向かって行動することを維持すること」というような説明がされます。

簡単に言ってしまえば「やる気」です。

 
人は、結果が出続けてくれないと、「やる気」というものがどんどん下がってきてしまいます。

裏を返せば、結果が出続ける程度の努力を積み重ねることで、目標が達成できるとも言えるわけです。
 


 

自論

同じ努力でも結果は違う

努力というのは、同じ努力をしても、同じ結果が出るとは限りません。

例えば、「3ヵ月で100mの短距離走で11秒台」を目標にした場合。

全く同じ努力をしても、
 

  • 体格
  • 体力
  • 筋力
  • 運動神経

 
など、その人が持っている能力により、結果は大きく変わってきます。

別の例として、「東大受験に合格する」などの場合。
 

  • 記憶力
  • 理解力
  • 思考力
  • 体力

 
により、大きく結果は変わってくるでしょう。

これは、
 

持って生まれた才能

生まれてから努力した能力

 
などにより、努力の量や質が変わり、努力の結果もそれに比例して変わってしまいます。

持って生まれた才能というのは変えられませんが、生まれてから努力した能力というものが高ければ、これも才能となります。
 

結果が出る努力の差

同じ努力をしても、その才能によって、結果が変わるという話しはしましたが、同じ結果を出すための努力の質や量も、才能によって大きく変わります。

例えば同じ結果を出すための努力に対して、
 

  • 使う時間
  • やり方

 
などが変わり、結果が出るまでの期間に差が出てきます。

最短で結果を出すためには、どんな努力をすれば良いのか?

それには、効率よく努力をする方法を見つける才能も必要になります。

また、その努力の方法から応用する能力も必要です。

「何をすればどうなるか?」

「これがこうなら、こっちもこうだろう~」

というような、「勘の鋭さ」とでも言いますか。

色んな能力(才能)によって、最短で結果を出すまでに大きく差が出るのです。
 

モチベーションと努力の比例

「同じ努力をしても小さな結果しか出ない」

「たくさん努力しても結果が出ない」

「同じ結果を出すまでに凄く時間がかかる」

 
など、おそらくこれが凡人なのです。

大きな結果を出すために最短の努力で行える人は、やっぱり「才能がある人」ということなのです。

高いモチベーションを持ち続けるには、高い結果が出続ける必要があります。

それなりの結果しか出なければ、それなりのモチベーションしか上がらず、それなりの努力で終わるのが凡人なのです。

自分は凡人なのか?才能があるのか?
 


 

余談

大谷翔平の二刀流とは?

大谷翔平が二刀流選手として成功し続けるために、どんな努力をしているか簡単に説明します。

プロの野球選手がピッチャーで先発登板し、完投しなくても6回までの登板でも、全力で投球した後の体の疲労筋肉痛は、かなり激しいそうです。

バッターとして大きな結果を出すためには、かなりの練習トレーニングが必要です。

もちろん、ピッチャーとして大きな結果を出すためにも、かなりの練習とトレーニングが必要です。

そのためプロの選手は、通常は分業のように、
 

  • ピッチャーにだけに専念する
  • バッター(野手)だけに専念する

 
という2択のどちらかを選択してプロとして活躍しています。

1つのことに専念することで、より高度な技術を身につけ、高い結果を出すことが出来ます。

しかし、大谷翔平!

大谷翔平は、その投(ピッチャー)打(バッター)の両方で、高い技術を身につけ、高い結果を出し続けています。

単純に言ってしまえば、プロの選手2人分の努力をしないと、しかもプロの選手でもトップレベルのプロの選手2人分の努力をしないと、両方で高い結果を出し続けるなんて出来ないことなんです。

その両方の努力が出来る大谷翔平は、本当に宇宙人なのかもしれません。

信じるか信じないかは、あなた次第・・・
 


 

自論と妄想努力,大谷翔平,才能

Posted by memotaro