なぜ人類だけが高度な知的生命体となったのか?

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人類と知的生命体

知的生命体とは?

知的生命体は、一般的には人類のような高度な知能を持った生命体のことです。

また、
 

  • 自己学習
  • 自己進化
  • 自己修復

 
などの知的能力を持つ存在を指します。

最近ではAIなどの「知的ロボット」のことも知的生命体のように扱われたりしています。
 

人類とは?

人類は、地球上に存在する、ヒト科(ヒト属)に属する、いわゆる人間のことを指します。

高度な知的能力や文化的な創造性を持っており、地球上のあらゆる生命体の中で唯一の知的生命体です。

約200万年前にアフリカ大陸で誕生し、その後、世界各地に広がっていきました。

現在では、地球上に70億人以上の人類が存在しており、文化や言語、宗教、習慣、技術などが多様な種族として生活しています。
 

知能の高いサル

知能が高いとされるサルの仲間に、チンパンジーがいます。

有名なのがボノボと言われるピグミーチンパンジーです。

人間のように道具を使い学習し、直立二足歩行が得意ということで、非常に人間に近い動物とされています。

しかし、姿や形が人間に近いからといって、本当にチンパンジーの知能が他の動物より高いのか?

という疑問があります。
 

カラスの知能

鳥類ではカラスは最も知能が高く、生後4か月になるカラスは、既に大人のチンパンジーほどの知能が備わるそうです。

しかしカラスは、人間やチンパンジーとは、大きく違った姿と形をしています。

なのでカラスがいくらチンパンジーより知能が高くても、同じように道具と使って何かをしても、チンパンジーよりは不器用に見えてしまいます。

もしカラスに、人類と同じ姿と形を与えたら、人類以上の進化を遂げるかもしれません。

少なくとも、チンパンジーより賢い行動はとることでしょう。
 

その他の動物の知能

人間のように、道具を使う動物に対して、知能が高い賢い動物と言われることが多いです。

海の中では、シャチは非常に賢く、人間のように仲間と協力し合って狩りをします。

また、カワハギは、あの小さなクチバシで二枚貝を咥えて自分の住処に運び、壁に何度も叩きつけ、二枚貝が割れるまで50回以上も叩きつけて割って食べることがあります。

昆虫では、ハキリアリは農業をするアリとして有名で、葉を切り取って巣に運び込むことからハキリアリと呼ばれ、その葉をもとに菌床を培して食べる特徴を持っています。

身近な動物ではは非常に賢く、人間が上手くしつけると、色んな芸をやったり、狩りをしたり、盲導犬は目の見えない人を助けます。

災害時には救助犬が活躍し、北極など極寒の地では犬ぞりをひく犬がいたり、一般の生活でも番犬や癒しを目的としてペットにしたり。

人間にとっては、チンパンジーより犬の方が身近で賢い知能が高い動物と言えるでしょう。
 

人類と他の動物の決定的な差

人類と他の動物が、知的生命体になれるかなれないかの大きな違いは、「火」を利用したことです。

普通の動物は、本能的に「火」というものを恐れます。

しかし人類は、ある時に「火」を利用することを学習しました。

当時の人類にとっては非常に勇気のいることだったのかもしれません。

どんなキッカケだったのかは分かりませんが、「火」を使うという決断が出来たことで、人類が知的生命体に進化したことは間違いありません。

この火力というものが無ければ、今の高度な文明はありません。

しかしなぜ、人類はこの「火」を使えたのか?

それは本当に勇気だけだったのか。

それとも・・・
 

自論

DNAの本能が知的生命体に進化させた

宇宙人の話しでも少し触れましたが、遺伝子(DNA)に生命の滅亡の危機や地球滅亡の危機が刻み込まれていたとするなら、その本能から地球外への生存の可能性を求め、DNAが知的生命体に進化させたのかもしれません。

(下記ページも参考に・・・)

高度な文明を築くには、火力というものは必然です。

遺伝子(DNA)が火力と高度な文明を、塩基配列のどこかに記録記憶をしていたのかは、分かりません。

しかし、人類は今、火星への移住を計画しています。

これが遺伝子(DNA)の本能からなのか、人類は地球温暖化などいずれ地球で人類は滅んでしまうという危機感から、地球外への生存の可能性を求めています。

そのため、いろんな知恵を使う動物の中から、たまたま姿や形が「火」という火力を使うことに適した動物として、たまたま人類が遺伝子(DNA)に選ばれただけに過ぎないのかもしれません。

これだけ高度な知能を持った知的生命体である人類も、遺伝子(DNA)という生命本能を持った分子の器に過ぎないのかもしれません。
 

サルは人類になれるのか?

サルがいくら人類と姿や形が似ていて、人間と同じように道具を器用に使おうが、サルが「火」を使うことを学習できなければ、人類とはほど遠い存在であり、似て非なる動物に過ぎません。

この差は非常に大きく、自然界の生態系の中でしか暮らせない野生生物のまま生きるか、高度な文明を築き上げ生態系から抜け出し高度な知的生命体として地球から宇宙へと飛び出すのか、全く違った進化を遂げるのです。

もし野生の中で、「火」を使うサルや他の動物が現れたら、遠い未来にはスターウォーズのような世界が広がっているかもしれません。

信じるか信じないかは、あなた次第・・・
 


 

自論と妄想

Posted by memotaro