ミジンコから考えるLGBTという新たな性別

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ミジンコからLGBTを考える

ミジンコとは?

ミジンコは、動物プランクトンの1種で、淡水性の甲殻類になります。

ミジンコの大きさは、1.5mm前後でミジンコの種類によっては1mm以下のものもいて、2mm以上のものもいて、肉眼で見えるものから見えないものまでいます。
 

プランクトンとは?

プランクトンは、水中を漂って生体する漂流生物の総称です。

プランクトンには、
 

  • 植物性プランクトン
  • 動物性プランクトン

 
がいて、大きさはメガプランクトンという20cm以上のものから、マイクロプランクトンなどμm以下のものもいます。

ミジンコは主に植物性プランクトンを食べて生きています。

しかしミジンコは、自分で食料を求め移動することが出来ない漂流生物なので、身近に植物性プランクトンがいてくれないと生きていけません。

植物性プランクトンは凄く単純な構造の生物で、動物性プランクトンは植物性プランクトンに比べると少し複雑な構造をしていますが、人類と比べるとどちらのプランクトンも凄く単純な構造の生物となります。
 

ミジンコの生態

基本的にミジンコはメスしか産みません。

なので通常ミジンコの社会にはメスしか存在しないのです。

ミジンコは交尾せず卵を作り、自分のクローンを生み続ける、単為生殖という単独で子供を作るという特徴があります。

その卵から産まれるミジンコは全てメスで、30個前後の卵を作り、1週間後に卵を産み、親のミジンコは命が尽きます。

これが通常のミジンコの一生です。

しかしミジンコの社会の中で、
 

  • ミジンコの密度が高まった時
  • 汚染などで水質が悪くなった時

 
という場合には、ミジンコはオスを生み、オスは交尾するので、有性生殖を行い卵が出来るのです。

このオスと交尾した卵は2個だけで、耐性卵という卵が産まれ、ミジンコの密度が少なくなった時や水質が良くなった時に孵化します。

この2個の耐性卵から生まれるミジンコもメスだけなのです。
 

LGBTとは?

LGBTとは、性的指向や性自認に関する個人の多様性を表す頭字語です。

LGBTは、
 

  • Lesbian(レズビアン)
  • Gay(ゲイ)
  • Bisexual(バイセクシュアル)
  • Transgender(トランスジェンダー)

 
の頭文字をとったもので、これに加えて、クィア(Queer)、インターセックス(Intersex)、アセクシュアル(Asexual)などが含まれることもあります。

最近ではLGBTQなどと言われることも多いですね。
 

レズビアンとは?

レズビアンとは、女性の同性愛者のことを指します。

つまり、女性が女性に恋愛的な感情を抱いたり、性的な関係を持つことを好む人々を指します。
 

ゲイとは?

ゲイとは、男性の同性愛者のことを指します。

つまり、男性が男性に恋愛的な感情を抱いたり、性的な関係を持つことを好む人々を指します。
 

バイセクシュアルとは?

バイセクシュアルとは、レズビアンやゲイの要素と、異性に対しても恋愛的な関心や性的な魅力を感じる、両方の性的要素を持つ人々を指します。

つまり、男性や女性に限定されない性的指向を持つ人々を指します。
 

トランスジェンダーとは?

トランスジェンダーは、生まれた時の性別とは異なる性別のアイデンティティーを持つ人々を指します。

つまり、自分が生まれた時の性別とは異なるジェンダーに属すると認識する人々を指します。

トランスジェンダーは、男性から女性へ、女性から男性へと性同一性を変化させるため、性転換手術やホルモン療法などを受けることがあります。
 

ジェンダーとは?

ジェンダーとは、社会的に構築された男性・女性といった性別に対する役割や行動のことを指します。

つまり、性別と性差別とは異なる概念で、あくまで社会的に決められた、男性や女性として振る舞うための役割、性別に基づく社会的な差異を指します。

例えば、男性は家族の生計を立てるために働き、女性は家庭内で家事育児を担当する、といった性別役割分担が一般的であったり、女性が長髪であることが美しいとされたりすることが、ジェンダーに基づく役割・期待の一例です。
 

ジェンダーフリーとは?

ジェンダーフリーは、性別に関する区分けや差別を無くし、人々が自分らしく生きることができる社会を目指す概念です。

つまり、男性や女性といった二元的な性別分類にとらわれず、個人が自分自身の性別を選択し、表現する自由を持つことを提唱する考え方です。

ジェンダーフリーは、多様性を尊重する社会を目指すための重要な概念となっています。
 

自論

LGBTが生まれるのは必然かも

ミジンコは環境が悪化すると、オスを産み、耐性卵を作り、環境が良くなるまで個体調整を行っています。

いわば生物が持つDNAの本能が、個体調整行って、全滅を防いでいるのです。

ミジンコは水質が悪化した中では、卵を産む前に死んでしまうかもしれません。

また、ミジンコの個体密度が高まると、ミジンコは自分で食料を求め移動することができないので、食糧不足で全滅する可能性が高くなります。

と、この辺でピンと来た人もいるのではないでしょうか。

LGBTは人類の個体調整のために、必然的に生まれてきた存在として、ミジンコがオスを産むように、人類はLGBTとして生まれているのではないでしょうか。
 

なぜLGBTなど種類が多く生まれるのか?

以前テレビ番組で、マツコ・デラックスさんが、

「私たちオカマって一くくりにされるんだけど、私みたいに女装で満足できるオカマもいれば、はるな愛みたいに性転換しないと満足できないオカマもいて、かなり幅が広いのよ!」

というような事を言っていました。

ミジンコは単純な生物なので、単純にオスを産みますが、人類には生物的な男女がいて構造的にも複雑な生物なので、LGBTという幅広い状態で産まれてくるのではないでしょうか。

人類はこのLGBTという存在で、個体調整を行っている。

LGBTは、DNAの生命本能が生んだ、新たな人類の性別なのかもしれません。

信じるか信じないかは、あなた次第・・・
 


 

自論と妄想LGBT,ミジンコ,性同一性障害

Posted by memotaro