小学生にディベートを教えてはいけない理由!
ディベートという論破術

ディベートとは?
ディベートは、
- 議題
- テーマ
- 論点
などを設け、2組に分かれ相対する立場に立ち議論や討論をすることです。
ディベートの目的
ディベートの目的は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、相手への説得力を高めること。
2つ目は、2つの立場でどちらの意見が良いかの検証。
相手の説得と言うと穏やかに聞こえますが、実際にはディベートは『論破術』とも言われ、自分の意見を押し通す能力と言っても良いでしょう。
検証というのは、このディベートという論破術を何度も繰り返すことで、
- どんな課題があるのか?
- どちらの意見が有利か?
- どちらが正しいのか?
など、色んな場面での検証に繋がり、課題の解決策や裁判に勝つ筋道などを見つけることに使われます。
ディベートが必要になる場面
ディベートが使われるケースとして、どんなことに使われどんな場面で必要になるのか?というと、
- 裁判
- 商取引
- 政治
などで主に使われることが多いです。
なぜディベートが必要なのかというと、
- 裁判に勝つため
- 商談を成立させるため
- 政治の政策や法案を通すため
などの目的として使われ、営業マン、政治家、弁護士や検事など、勝つために必要な技術となっています。
ディスカッションとは?
ちなみにディスカッションというのは、本来の意味として議論や討論と訳されることも多いのですが、実際に言葉として使われているのは
- 打ち合わせ
- 話し合い
- 意見交換
のような会議的な意味で使われています。
課題解決のため話し合いたい打ち合わせしたい、トラブル予測や営業戦略のため意見交換したい、などの場合
「ディスカッションしましょう」
みたいな感じで使います。
ディスカッションもディベートも、同じような議論や討論の意味を持つので、辞書で調べただけだと紛らわしかったり理解し難かったりします。
ディベートの危険性
子供にディベートさせてはダメな理由
ディベートというのは、どちらかの立場に立って相手を論破する技術です。
どちらかの選ばれた側に立ち、自分の考えや主義や思想を無視してでも、相手を論破する技術なのです。
もっと言うと、自分が正しいと思っていることに対してでも、全く逆の間違った考えで相手を説得や論破する技術です。
さらにもっと言えば、勝つためなら、どんな屁理屈や嘘を言ってでも、相手を言い負かす技術でもあります。
これを子供のうちから教えてしまうと、親が正しいことで叱っても、子供は言い訳で親を言い負かす技術となってしまうのです。
大人になってから、商談を成立させるため、大きな仕事を得るためなら、役に立つ技術かもしれません。
しかし、正しい事を正しいと論ずる基礎が無いまま、ただ相手を言い負かす、相手に勝つためだけの技術を身につけてしまうと、いずれ社会から外されてしまう可能性が高い。
教育は早いうちからと言いますが、この手の技術はまず、正しい基礎から学ぶことが重要です。
それでも子供にディベート教育させるなら
それでも子供にディベート教育を学ばせたいと言うのなら、大人が間違った側に立ち、必ず子供には正しい側に立たせることです。
議論や討論というのは、正しい側が有利なケースが多いのです。
不利な立場の間違った側で、勝つための知識や技術だけを身につけようと努力してしまうと、
- ただ勝つために論破すれば良い
- 相手を言い負かせるなら何でも良い
という曲がった考えの大人に育ってしまう可能性が高いです。
正しい側で、何が正しく何が間違っているかをしっかり身につけ、知識や技術を高めていくことで、正しいディベート技術の基礎が出来上がるでしょう。
ただ勝つための技術になってしまうと、どうしても嘘や屁理屈が多くなります。
一度嘘を付いてしまうと、その嘘を隠したり擁護するために、さらに嘘を重ね屁理屈を並べ、最終的には自分を追い込んでしまいます。
大人になって、間違ったディベート技術を使ってしまうと、職や家族を失ってしまう可能性も高いのです。
もし子供にディベートを学ばせるのであれば、大人がしっかりとコントロールし、正しいディベート技術を学ばせてある事が必要です。