なぜ学校の勉強が必要?社会人になって何の役に立つ?
学校で教える勉強の必要性
学校の勉強とは?
学校で教える勉強は、主に5教科と言われている、
- 国語
- 算数・数学
- 理科
- 社会
- 英語
となり、その他には美術、音楽、体育、図画工作、家庭科、道徳、などなど学校によって違ったり、小学校、中学校、高等学校でも違ってきます。
学校で勉強する知識は必要?
「学校で勉強する知識は必要なの?」
という質問をする人や疑問を持っている人も少なくありません。
そんな疑問を持ったり質問をする人の多くは、
「社会に出てから使ったことが無い」
という理由です。
しかし最低限として必要な知識としては、国語や算数と簡単な英語は社会に出て仕事をしていくうえで、必ず必要となってきます。
例えば、会話をする時、文書を読んだり書いたり、という場合にはある程度の国語力が必要です。
買い物をする時、見積もりをしたり料金を徴収する時など、簡単な算数程度の計算力は必要となります。
算数について、電卓やパソコンやスマートフォンがあれば必要ないという人がいますが、仕事の商談などで簡単な計算もイチイチ電卓を使ったりしていると、話しの腰を折ったり進まなかったり、人間の感情として、
「大丈夫かこいつ?」
と思われてしまうことも少なくないので、何でも機械に頼れば良いというものではありません。
また近年では、いわゆる横文字と言われる、英語や和製英語が使われる場面も増えていますので、英会話力というよりは多少の英単語力というか横文字的な用語力が必要となります。
などなど、このような知識が基礎学力として、最低限として社会で生きていくために必要な知識となります。
具体的な基礎学力とは?
基礎学力は、『一般的に良く使われる学力』のような意味で言われています。
しかし、この基礎学力にもレベルがあるというか、実際には自分の職業や環境によって必要な基礎学力も大きく変わってきます。
例えば、流れ作業や単純作業などでは、簡単な会話や計算程度が出来れば、何の不自由もなく仕事をこなせます。
システム開発やゲームのプログラマーの仕事がしたいと思ったら、最低限の必要な知識と言ってもかなりの知識と理解力が必要になってきます。
なので基礎学力とは、
- 自分が就いた職業
- 自分が生活する環境
- 自分が遂行すること
などのために必要となる最低限の学力ということになります。
専門知識の必要性
社会人になって、職業や生活の場面によっては、かなりの専門知識が必要になる場合があります。
例えば、食品の開発部などに就職した場合、栄養や成分でどんな味になって健康にどんな影響があるのかなど、理科的な知識が必要になります。
航空関係の仕事やドライバーなどは、地理的な知識や地図の見方など、社会科的な知識が必要になります。
これが趣味や遊びでどこかに行くという場合でも、理科や社会の知識が必要になる場面は少なくありません。
例えば、趣味で筋トレをしているなら理科的な栄養の知識が必要になり、遠くへ遊びに行くときには地図の見方なども必要になります。
近年では、カーナビや地図アプリなどの技術が進歩しているので、地図が見れなくても目的地にたどり着けたりするのですが、電波の届かない場所では地図は必需品です。
などなど、意外と5教科の基礎的な知識というのは知らず知らずのうちに使っているものなのです。
人は何のために勉強はするのか?
勉強をする目的は、当たり前の話しですが、その目標によって大きく変わってきます。
例えば、良い企業に就職したい、公務員になりたい、という場合には東京大学を目指したり公務員試験の合格を目指したり、という目標をもって勉強します。
「別に普通のサラリーマンでいいから勉強しなくても良くない?」
と考える人も少なくないのですが、私の経験上として、知識を得ることや学歴を得るためだけに勉強をするわけではない、ということを理解して欲しい。
勉強しないとダメな理由は?
知識とスキルの獲得
勉強をすることで、様々な知識やスキルを身につけることができます。
自分で何かこの仕事がしたいと思っても、その職業に就職するには知識や経験や資格が必要な場合も少なくありません。
学校や教育機関での学習や自己学習によって、専門知識や実用的なスキルを習得することができますが、今は独学でもYoutubeなど学びやすい環境が整っています。
成長と進歩
勉強を通じて自己成長を促進することができます。
新しいアイデアや視点に触れることで、自己啓発や思考力の向上が期待でき、新たなスキルや知識を習得することで自己の能力や可能性を広げることができます。
キャリアの機会と競争力
勉強を通じて高い学力や専門知識を身につけることは、就職やキャリアの機会を広げるために重要です。
競争の激しい現代社会では、優れた学力やスキルを持つことが求められます。
問題解決と批判的思考
勉強は問題解決能力や批判的思考を養う助けとなります。
学習によって論理的思考や分析能力を高めることで、さまざまな問題に対して効果的な解決策を見つけることができます。
社会的な参加と理解
勉強を通じて、社会や世界のさまざまな事象や問題について理解を深めることができます。
歴史、文化、科学、経済などの知識を習得することで、社会的な参加や意思決定においてより良い判断ができるようになります。
まとめ
勉強の仕方や覚え方など確率
私の場合、異常なくらい勉強をしなかったので、例えば高校の3年間で国語のノートを半分くらいしか使わないくらい、全く勉強しませんでした。
なので当然のことながら、赤点を取りながら何とか高校を卒業しました。
その高校も、大袈裟な話しかもしれませんが、名前を書ければ入れると言われていたような学校だったので、偏差値も地域で一番低い学校です。
そのぐらい勉強をしなかったので、社会に出てから苦労しました。
高校を卒業すると、当然ですが企業に就職して仕事をするわけです。
そのためには仕事を覚えていかなければならないのですが、仕事の覚え方が分からなかったのです。
まあ部活はやっていたので、仲間や先輩に聞いて見様見真似でやっていた程度で、それ以外の勉強方法が全く分からず、職場でも軽い落ちこぼれ状態でした。
自分も含めて同期入社が4人いて、担当が全く別だったので覚える仕事も全く違ってはいたのですが、理解力が劣っていたので仕事を覚えるスピードが遅く、最初は少し浮いていた感じです。
他の3人はどんどん仕事を覚えて、新しい仕事をどんどん任されていきます。
惨めなもんです。
その後なんとか努力して、自分なりの勉強の仕方を考えて、仕事の覚え方のようなものを確立していったのですが、同期入社した3人とは明らかに人生のスタートラインが違っていたはずです。
おそらく義務教育の9年間や高校の3年間などで、自分よりも普通の人なら、勉強の仕方や覚え方など確率できているのではないでしょうか。
社会に出て、自分のような惨めな思いをして、人生を諦めてしまう人がいるかもしれません。
しかし、自分なりの勉強の仕方や覚え方を確立できれば、挽回できるチャンスは必ず訪れます!
結論
子供の頃からしっかりとした目標を持っていた人は、迷うことなく勉強をしていたのでしょう。
思春期くらいから目標を持つことになった人も、同じようにその目標のために勉強をしたはずです。
しかし明確な目標を持たずに社会人になってしまった人の多くが、勉強をおろそかにしたのではないでしょうか。
明確な目標が無かったとしても、社会に出ると必ず仕事をする必要が出てくるはずで、仕事を覚えなければなりません。
そのためには、仕事を覚えるという目標のために、勉強の仕方や覚え方という技術が必要になるわけです。
技術なんて大袈裟と思われるかもしれませんが、私にとっては勉強の仕方や覚え方というのは本当に技術を得るようなものでした。
この技術を確立出来ていなければ、生きてこれなかったかもしれません。
生きていたとしても、犯罪に手を染めてしまうなど、ロクな人生は送っていなかったかもしれません。
将来の目標が持ていなという人でも、勉強の仕方や覚え方の技術を鍛えるために勉強していきましょう。
この技術さえあれば、何とか生き抜いていけるはずです。