【DTM】初心者が歌詞を上手に書く作るコツ
歌詞を上手に書く作るコツ
詩に正解は無い
歌詞を書くとか誌を書くって、難しいと考えている人が意外と多いんです。
でも、どんな風に書くかなんて、歌詞の書き方に正解はありません。
好きなように書けばいい!
とは言っても、実際にどんな風に書いたら良いか、
「最初に何をすれば良いの?」
と考えすぎて、なかなか先に進めない人も少なくありません。
詩なんて正解の無いものに、難しく考えすぎても、もったいないだけです。
ということで、簡単な手順をいくつか紹介します。
歌詞を書く手順
歌詞を書くというのは、このページのようなブログページを書くのと、それほど変わりはありません。
- 思っていること
- 自分が疑問に思っていること
- 迷っていること/li>
- 信じていること
- 知っていること
などなど、何でも良いのです。
例えば、ブログページを書く時には、お題を先に決めてから書く場合、記事をある程度書いてからお題を後で決める場合、の主に2通りがあります。
歌詞も同じように、タイトルを先に決めてから歌詞を書く、歌詞を書いてからタイトルを後から決める、という2つのパターンで行うと良いでしょう。
特に初心者なら、この2パターンで行うことをお勧めします。
どちらかの方法というわけじゃなくて、気分で両方の方法を使って書くという感じです。
『気分で』なんて言うと、いい加減で軽く感じてしまう人もいるかもしれませんが、実際に歌詞を書く時には、私の場合本当に気分で、
「このタイトルで書きたい!」
って思って歌詞を書くときと、書きたい内容を色々と書き出してから歌詞にしてタイトルを決めることがあります。
なので自分のその日の気分や向き不向きで、どちらの方法など決めてしまわずに、どっちの方法でも書いてみた方が良いです。
歌詞を書くコツを実践
タイトルを先に決める方法
タイトルを先に決めて後から歌詞を書く方法としては、例えばベタなところで『初恋』というタイトルを決めたとします。
自分の初恋の時を思い出して、
- その時の思いや感じたこと
- その時の状況
- 心の変化や身体の変化
などなど、とりあえず何でもかんでも思いついた言葉を、箇条書きに書き出してみます。
笑顔が素敵だった
デートの別れ際でいつも後ろ姿を眺めてた
デートの後の夜は君のことで頭がいっぱいだった
などなど、あくまでも例なので少しですが、もっともっとたくさん書き出してみます。
この書き出した言葉や文章から歌詞に変えていきます。
歌詞を先に書く方法
歌詞を先に書いてタイトルを後から決める方法としては、誌を少しでも書いた経験がある人や、作文などの文章を書くことが得意という人なら、こちらの方法でも良いでしょう。
なんとなく『初恋』についての歌詞を書きたいと思ったとします。
君のことが好きだ
君のことを考えてるだけで
僕の胸が張り裂けそう
君の笑顔
君の後ろ姿
締め付けられ
苦しくて
僕は身も心も
この胸の高鳴り
胸が締め付けられ苦しくなる
この感覚
君は僕のこの感覚を知っているのか
君は僕のこの感覚を理解してくれるのか
これで歌詞が完成というわけではありませんが、こんな程度に書いてみて例えばタイトルを『この感覚』とかにしてみたり、という感じです。
サビのところに曲のタイトルが入っている曲が多いですが、これも正解は無いので、『君の笑顔』でも『僕は苦しくて』でも何でもかまいません。
歌詞を書くコツ
歌詞を書く時のパターンとして、
- ストレートに表現した方が良い場合
- 想像力を高めさせる表現が良い場合
と2通りあります。
初心者の方なら、まずはストレートな表現から始めてみましょう。
歌詞というのは、伝わらないと意味がありません。
想像力を高めさせる表現というのは、プロっぽくてカッコいいものですが、素人が陥る表現力として、ヒネリ過ぎて伝わらない歌詞になってしまうことです。
何が言いたいのか何を伝えたいのか分からない歌詞では、よほど良い曲に乗せないと評価されにくくなってしまいます。
逆に歌詞が良ければ、曲がちょっとイマイチでも共感される場合が多いので、評価されやすくなります。
なので歌詞はまずはストレートな表現から書くことがコツです。
歌詞をヒネる場合
歌詞に少しヒネリを加えたい場合、例えば好きな相手との距離感にドキドキした場合。
「君と僕の距離に~~~」
というストレートな表現より、
「君と僕の吐息が~~~」
「君の耳が赤くなって~~~」
のように、距離感が伝わるような表現が良いでしょう。
基本はストレートな表現の方が伝わるのですが、この場合の距離感としては、どのくらいの距離感なのか?というのが、唇が触れあうほど近い距離なのか、手が触れ合う程度の距離なのか、など想像力を高めさせる表現の方が良い場合もあります。
ストレートとヒネリの使い分け
ストレートとヒネリの使い分けについても、正解があるわけじゃありません。
あくまでも例として、例えばAメロBメロではヒネった表現をしてサビでストレートな歌詞にするとか、その逆とか。
ヒネった表現の答えがストレートな歌詞で伝わったり、ストレートな表現からヒネった歌詞でこんな思いだったのかも?と想像させたり。
そんな感じで使い分けるのも歌詞を書くコツでもあります。