初めての猫を飼う準備!必要なものは何?

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猫を飼うために必要なもの

あなたの猫の飼い方は?

初めて家で猫を飼う時、
 

  • 家の中だけ
  • 家と外を自由に
  • 外で飼うに

 
という3パターンに大きく分かれますが、最近は家の中だけで飼う方が多くなっています。

ちなみに私も、基本は家の中だけで飼っています。

猫の飼い方により微妙に必要なものが変わってきますが、最低限必要なものであれば、きっときっと大きく変わりません。
 

猫を飼うために最低限必要なもの

猫を飼う時に最低限必要なものとしては、

  • 猫の餌
  • 猫の寝床
  • トイレ

この3つが必需品です。
 

猫の餌

まず最初は猫の餌ですね。

もし子猫や成猫を譲り受けるのであれば、何種類かのドライフードとウェットフードを用意した方がよいです。

元の飼い主さんが与えていた餌でも、生活環境が変わると食べてくれない場合があります。

その場合は、何でも良いので食べてくれる餌を与えて猫の健康を保つようにしましょう。

多くの場合、ウェットフードやチュールなどなら食べてくれるはずですが、食べなくても必ず置き餌にドライフードを少しでも良いのであげてください。

環境に慣れてくると、ドライフードを食べてくれるようになるので、少しずつドライフードの量を増やしていき、ドライフードにシフトしていきます。

なぜドライフード?

ドライフードは総合栄養食になっているので、猫の栄養バランスを保つためには、基本ドライフードを与えることが推奨されています。

ウェットフードやチュールのようなものは、おやつとして時々与える方が良いです。

またスーパーで購入した肉や魚だけ与えると、栄養のバランスが偏りやすく、野生の猫は自分で必要な栄養を探して食べたりしますが、家猫は与えられた餌しか食べない方が多いので、猫の健康上良くありません。

なので主食の餌はドライフードを与えましょう!

 

猫の寝床

家猫の場合、ケージを使うかどうかで少し変わってくるのですが、猫の拠点となる場所を作るという意味では同じです。

猫は自分で心地良い場所を探して、勝手にそこで寝ると言われていますが、新しい環境では不安で自分の居場所に戸惑います。

そこで、最初は猫が安心できる拠点のような場所を作ってあげることが必要で、その拠点となる場所にまず慣れてもらうことが重要です。

その場所が猫用の、
 

  • ケージの中なのか?
  • ハウスなのか?
  • ベッドなのか?

 
という違いで、基本は安心して眠れる場所である寝床が新しい環境では猫の拠点となります。
 

トイレ

家で猫を飼う場合、家と外で飼う場合でも、トイレは用意することをお勧めします。

トイレの場所を覚えてもらえば、カーペットや布団の上でオシッコやウンチをすることは、まずありません。

私の猫も、まだ1年くらいですがトイレ以外でしたことがありません。

猫歴が長い知人に聞いても、

まず猫がトイレ以外ですることは無いよ!

と言っていました。

猫がトイレ以外の場所で用を足してしまうというのは、猫にとってもよほどのことなのです。

飼い主がトイレの管理をしっかり行っていれば、まずトイレ以外の場所でするなんて、ありえません。

特に家猫であれば、まずトイレ以外ですることは無いです。

猫は賢い動物なのです。
 

外猫の場合

家猫の反対で「外猫」と書きましたが、突っ込みは無しでお願いします。。
 

  • 外を自由に出入りできる猫
  • 外で飼われている猫
  • 餌付けしている猫

 
などの場合、他の場所で何を食べているのかわかりません。

また、自由に出入りしている猫の場合、家に戻ってくる理由が餌なのか?寝床なのか?両方なのか?

まぁおそらくトイレに戻ってくる猫はいないでしょう。。

なので外猫の場合、トイレは無くても良いかもしれません。

しかし家の中に入れる場合には、トイレ以外の場所で用を足してしまう可能性は覚悟しておきましょう。
 

あれば良い、あった方が良いもの

ケージ

飼う猫の性格にもよりますが、最初だけでもケージはあっても良いと思います。

その理由としては、

ケージのメリット

  • 猫にとっての拠点
  • 餌を食べる場所
  • トイレの場所
  • 寝る場所
  • 災害時

ケージのメリットだけ記載しましたが、推奨しているわけではありません。

それぞれの家庭の事情や飼い方があると思うので、ケージをどう利用するのかしないのかは、飼い主と猫が幸せに暮らせるのであれば、ケージがあっても無くてもどちらでも良いと思っています。

下記のメリットを参考に判断してみてください。
 

猫にとっての拠点

譲り受けた猫や臆病な猫の場合、とりあえず部屋の中だけ自由にと思っていても、猫が安心できる場所が部屋のどこなのか定まらないと、猫がその部屋自体に慣れるまでの期間が長くなる可能性があります。

ケージに入れたくないという場合でも、最初は段ボールでも良いので、猫が拠点として安心できる場所、何かに怯えた時にその中にひとまず退避するという場所があると、猫が部屋に慣れるのも楽になります。

私の場合は保護施設から猫を譲り受け、条件としてケージというものがあったのでケージを用意しました。

ケージ飼いする気は無かったのですが、初めて猫が家に着た時にかなり動揺していて、今思えばケージがあって良かった気がします。

ケージの中のベッドにずっといる感じで、ちょっと怯えている感じでしたが、触ると少し甘えてきたり、環境の変化にかなり動揺していたのだと思います。
 

餌を食べる場所

私の知人の場合、多頭飼いしているため、

「餌は必ずケージであげるようにしている」

と言っていました。

餌の時間になると勝手にケージに集まってくるようになり、餌やりが楽だそうです。

私の場合1匹なので、ケージは最初だけで家中を自由に放し飼いにしており、餌の場所は1階と2階に1ヶ所ずつの2ヶ所です。

それでもケージはまだ残しており、うちの場合はトイレの場所にしています。。
 

トイレの場所

ケージで飼う場合だと、トイレもケージ内なので、時々猫を外に出して遊ばしたりしても、用を足す時には必ずケージに入ってしてくれます。

ケージ内にトイレがあると掃除が楽という話しも聞いたことがあります。

私はケージにトイレを置いていますが、仕事で1日留守番をさせることもあるので、ケージ以外の場所にもう1つトイレを置いています。

ケージの種類にもよると思うのですが、ケージだから掃除が楽と感じたことはありません。

トイレ掃除の楽さは、トイレの種類や方法によるのでは?と思っていますが、掃除がケージ内だけで済むなどメリットがあるなケージでトイレが良いでしょう。
 

寝る場所

夜は必ずケージで寝て欲しいという方もいるので、寝床としてケージを利用しているケースも少なくありません。

猫によっては夜中に徘徊して、物をあさったり、壊したりなどすることもあり、就寝中に事故が起きても心配という方もいたり、ケージを寝床にするメリットとなっています。

私の場合は、部屋の中に閉じ込めて、部屋の中ならどこでも自由に寝させています。

朝起きるとキャットタワーのハンモックで寝ていることもあり、私の隣で寝ていることもあります。

寝る前にケージで餌を与えると、そのままケージを閉めて寝かせることができるというメリットもあり、夜はケージで寝て欲しいという方にはケージで餌というのもお勧めです。
 

災害時

災害時に猫も避難というケースは少ないと思いますが、3.11を経験した方なのか、私が譲り受けた保護施設の方によると、

「ケージ慣れしてない猫は避難場所で可哀そう」

「ずっと鳴いたり暴れたりしていて他の方の迷惑にもなる」

など仰っていました。

ケージ慣れしていない猫が急にケージに閉じ込められると、かなりのストレスとなります。

万が一のためにケージ慣れさせるという面では、ケージはあった方が良いと思います。
 

キャットタワー

猫は高いところに登るのが好きで、高いところで安心するという野生の習性があります。

野生の習性として、高いところにいれば敵に襲われる危険が減るのと、上から敵の様子や周りの状況が見渡せるので、猫にとっては安心感があります。

キャットタワーが無くても、自由にタンスや棚などに登らせてあげられる場所があれば、キャットタワーはいらないかもしれません。

ケージであれば、3段以上の高いケージだとキャットタワーの代わりになると言われています。

私の場合、部屋の中に高い場所が無いのでキャットタワーを購入しました。

最上部にハンモックが付いていて、猫がそこで寝ていることもよくあります。

おそらく家具に上がられたくないという方も多いと思うので、キャットタワーをお勧めします。


 

真空フードケース

人間もそうですが、

  • 封を開けて時間が経った食品
  • 器にあけて時間が経った食べ物
  • 賞味期限切れの食べ物

などは嫌ですよね。

私は個人的には多少の賞味期限切れは気にしませんが、猫にとっては病気のリスクになります。

人間にとっても同じだと思いますが、酸化した食べ物や傷んだ食べ物は体に悪いというのは常識です。

猫にとっては、人間以上に腎臓や肝臓への負担も大きく、特に酸化した餌は尿結石になるリスクが高まるそうなので、出来る限り新鮮な餌を与えることをお勧めします。

そのために、真空で保存できる容器やパックなどあった方が良いでしょう。


私も上記の商品を購入して、餌を2キロなどで購入すると安いので、真空容器に分けて保存しています。

動物病院への受診は人間のように保険がきかないので、けっこう高く手術ともなれば10万円以上が軽くという感じです。

真空容器も少し高いと思うかもしれませんが、この先の猫の健康を考えるなら、あった方が良いでしょう。
 

爪とぎ

猫はけっこうな頻度で爪とぎをします。

うちの猫の場合、爪とぎボウルを購入しキャットタワーが爪とぎになっているのですが、そこらじゅうで爪とぎをします。
 

  • カーペット
  • 椅子
  • カーテン

 
など、基本はキャットタワーでしてくれるのですが、思い立ったらそこにあるもので、爪とぎで出来そうなら爪とぎします。

爪とぎはしつけ出来るそうで、爪とぎの場所で猫の前足を持って爪とぎ動作させるだけだそうです。

私は面倒でやってませんが。。

試してみてください。。

爪とぎが無いと、猫は爪とぎ出来そうな場所で爪とぎするので、爪とぎはあった方が良いでしょう。
 

必要不可欠なもの

トイレの必需品

猫用のトイレを購入しても、トイレだけあれば良いというわけではありません。
 

  • 猫砂、ペレット
  • トイレ用シート
  • トイレ用スコップ
  • ビニール袋

 
などなど、人間でもトイレにはトイレットペーパーが必要なように、猫のトイレにも必需品があります。

バケツ型のトイレであっても猫砂は必要で、システムトイレならペレットトイレシートが必要です。

そして、猫がウンチをしたらスコップですくい取り、ビニール袋に入れて捨てる、という感じで必ず、継続的に必要な消耗品があります。
 

猫の餌の必需品

猫の餌で必要なものは、
 

  • フードボウル、皿
  • 計り、スケール
  • フード台
  • フードケース

 
など必ず必要なものと、あった方が良いものがあります。

フードボウルは家にある皿でもかまいません。

猫が餌を食べる時に、床に直接皿を置くと吐き戻しやすい傾向があるので、フード台や脚付きのフードボウルなどがお勧めです。

またキャットフードによってはチャックが付いていないものもあり、クリップや洗濯ばさみで閉じておく人もいますが酸化が進みやすいので、フードケースがあれば、可能であれば真空になるものがあると良いでしょう。

「野生の猫はちょっとくらい古くても生きるために食うじゃん~」

という方がいますが、野生の猫でも健康リスクを負いながら生きるために食べているというだけで、人が飼うからには猫の健康にも気を使ってあげてください。
 

その他の必需品

猫の飼育環境にもよりますが、猫の生活環境として温度や湿度の管理も必要です。

そのためエアコンや暖房はもちろんですが、猫が自分で居心地の良い場所を見つけられるように、
 

  • クーラーをかけていても少し暖かい場所
  • 暖房を付けていても少し涼しい場所

 
などが必要です。

猫が快適に過ごせる気温というのが、23度~28度くらいと言われています。

クーラーで寒すぎたり暖房で暑すぎたり、人間とは微妙に温度差があるので気をつけてください。

猫が体調を崩すと、動物病院を受診ということになり、高額な出費になる可能性も高くなります。
 

まとめ

猫を飼う初期費用

猫を飼うための初期費用は、最低限必要なものとして、価格としては高いもの安いもの色々あるので、私の購入したものを例として参考にしてください。

価格は消費税や同じ商品でも差があるので、ざっくり金額で記載します。

私が最初に購入したもの

品物 価格 備考
餌(ドライ)
5,300円
2種類
餌(ウェット)
1,500円
1種類セット
トイレ
3,500円
システムトイレワイド
トイレシート
2,500円
200枚
木製ペレット
3,000円
20kg
ベッド
10,000円
3種類
ケージ
6,500円
組み立て式
フードボウル
6,000円
脚付き2個
フードケース
13,000円
真空
キャットタワー
10,000円
ペットキャリー
2,500円
ハード
爪とぎボウル
3,000円
脱走防止柵
13,000円
自動給水機
1,000円
合計
81,800円

あくまでも私が最初に購入したものなので、最低限必要なものだけであれば2万円くらいで済みます。

私の場合は、保護施設からの条件として脱走防止柵やペットキャリーなど準備するものも指定があったので少し費用がかかっているのと、餌を食べてくれるのか心配だったので多めに買ったり、そのほかにも猫のために欲しいものを購入したり、という感じで高くなっています。

さらに後から購入したもので、トイレをもう1つ、フード台、他の餌などあるので初期費用が10万円以上になっています。

全て必ず必要ではないので、参考に必要なものを揃えて頂ければ大丈夫です。
 

猫を飼う継続費用

猫を飼い続けるうえで、消耗品となるものが継続費用となります。
 

  • トイレ用品
  • 爪とぎ

 
などですが、主に餌やトイレ用品です。

餌は人間で言うところの食費なので当たり前として、トイレシートやビニール袋や私の場合木製ペレットですがトイレ砂など、高額ではありませんが消耗品なのでそれなりに費用がかかり続けます。

こちらも私の場合の継続費用を例として記載しますので、ぜひ参考にしてください。

うちの継続費用

品物 価格
餌(ドライ) 3,500円
餌(ウェット) 2,000円
トイレ用品 1,000円

という感じで約6,500円くらいです。

餌の価格は、変動があってもこのくらいかなという感じです。

猫の食事量は、ドライだけなら1日50g程度しか食べないので、人間の食費に比べるとかなり安いです。

飲み物も水だけなので。

トイレ用品はざっくり1,000円と書きましたが実際は800円くらいかもしれません。

木製ペレットを20kgで購入しており、トイレシートは週に2枚で月に10枚と、ざっくり計算してあります。

知人は、

「1匹なら5,000円以内で済むよ~」

と言っていましたので、餌の種類やトイレ用品の節約など考えれば、もっと安く済むのかもしれません。

この辺は試行錯誤してみてください。

キャット,ネコ

Posted by memotaro