猫が喉をゴロゴロ(グルグル)する3つの理由とは?
猫が喉をゴロゴロする理由
猫のゴロゴロ3つの意味
猫が喉をゴロゴロさせる理由には大きく3つの意味があります。
- リラックス
- 要求
- ストレス
リラックスしている時
猫がゴロゴロ喉を鳴らす理由の1つ目は、リラックスしている時にゴロゴロ喉を鳴らします。
この理由でゴロゴロ言うことが一番多いでしょう。
これは人間の笑顔やあくびに相当する、猫の幸せの表現と考えられているそうで、特に、
- 飼い主に触れられる時
- 気持ちよい場所でくつろぐ時
など、猫が心地よい時にゴロゴロ言うことが多いようです。
よく言われるのが、母猫が子猫に対して鳴らすことで、安心感や絆を強化する役割があるというもので、うちの猫も主にこれではないかと思います。
甘えてきた時に撫でてあげるとゴロゴロ、膝の上に乗ってきて撫でてあげるとゴロゴロという感じで、じっと撫でられている時にゴロゴロ言います。
「うちの猫も幸せを感じてるのかなぁ~」。。
要求している時
猫がゴロゴロ喉を鳴らす理由の2つ目は、何かを要求している時にゴロゴロ喉を鳴らすこともあります。
例えば、
- ご飯が欲しいとき
- 遊んで欲しいとき
などに、大抵はニャ~ニャ~鳴いて要求するのですが、稀にゴロゴロ喉を鳴らして飼い主に要求することがあるそうです。
また、他の猫や飼い主とのコミュニケーションの手段だったり、自身のテリトリーを示すためにも使われるそうです。
ゴロゴロ言い続け、
「ここは俺の縄張りだにゃ~!」
と示しているのかもしれません。
うちの猫もニャ~で要求します。
「にゃ~!(おなか減ったぞ~!)」
「にゃ~!(トイレしたぞ~!)」
「にゃ~!(???)」
分からない「にゃ~!」の方が多いですが。。
ストレスを感じている時
猫はストレスを感じている時にも、ゴロゴロ喉を鳴らすことがあります。
例えば、
- 知らない人や動物がいる時
- 病気やケガをしている時
などの時にゴロゴロ喉を鳴らしてストレス解消しようとしているそうです。
ただ、猫がゴロゴロ音を鳴らしながら、
- 体を震わせる
- 口を開けている
という場合、病気や怪我による痛みや不調を感じている可能性があるので、ゴロゴロの様子がいつもと違うと感じたら動物病院を受診しましょう。
ゴロゴロ以外のリラックスサイン
スローな目つき
リラックスした猫は、まばたきが遅く、目つきが柔らかいことがあり、これは信頼感を示す行動とも言えます。
寝姿勢
おなかを見せる姿勢や伸びをする姿勢は、猫が安心している証拠で、特におなかを見せるのは相手に対して安心感を抱いていることを表します。
飼い主の方におなかを見せるポーズをしてくれたら、めちゃくちゃ信頼され安心な相手という証拠です。
ひっくり返り
歩いていて急にうつ伏せになったり横たわったりするのは、猫がリラックスして安心感を得ているポーズです。
うちの猫もすぐにコロンコロンして甘えた表情で「撫でろぉ~!」って要求してきます。
尾のポジション
尾が垂れ下がっているか、尾の先が少し曲がっている姿勢は、猫がリラックスしていることを示すことがあります。
逆に、尾がふさがっている場合は興奮や緊張を示すことがあります。
嬉しい時には尾が立ちます。
まとめ
猫のゴロゴロは、猫がが安心感や満足感を感じているときに見られるものであり、飼い主が猫との信頼関係を築くコミュニケーション手段と理解しましょう。
猫の性格や個体差により、その手段が微妙に違うことはありますが、多くの猫がゴロゴロして心地よくなっています。
ゴロゴロ音の正体は?
猫のゴロゴロ音の正体は、猫の喉にある声帯と仮声帯と呼ばれる器官によって鳴らされる音なのです。
声帯は息を吐くときに振動することで音を鳴らしますが、仮声帯は息を吸うときに振動することで音を鳴らします。
低音でゆっくりな振動数で、猫の体に良い影響を与える音と言われていて、怪我や病気の痛みを和らげる効果や、ストレスを軽減したりする効果があるそうです。
また、猫にとって気持ち良い音と考えられていて、ゴロゴロ音を鳴らすことでリラックスし幸せな気持ちになっている証拠なのだそうです。
余談
私は猫を飼うのが初めてで、そこまで猫と接したこともなく人生を送ってきたためか、猫のゴロゴロを知りませんでした。
猫を飼いはじめた初日、2人きりになって撫でているとずっとゴロゴロ言い出して、最初はそれがゴロゴロとも知らずに、
「何やら低い声でずっと鳴いてるぞ?」
という感じで、何が起きてるのかわからず戸惑いました。
後で、ゴロゴロの多くはリラックスや幸せのサインと知り安心しましたが。
猫が「ゴロゴロ言う」というのは話しには聞いていたのですが、この歳まで聞いたことが無く、私には、
「ゴォ~ゴォ~!、グゥ~グゥ~!」
と聞こえてちょっと怖かったです。。
このゴロゴロはグルグルと表現する人もいますが、生まれて初めてのゴロゴロには、ちょっと戸惑いビビりました。。