ドメイン・サブドメインのSEO的な決め方とは?
ドメインとサブドメイン
SEOとドメイン名
SEO対策とドメイン名というのは、全く無関係ではありません。
以前ほど、SEO的に有利ではありませんが、ドメイン名によって、そのサイトがどんなサイトなのかが分かるものでもあります。
もう10年も前の話しですが、日本語ドメインが有利な時代がありました。
その時代には、例えば「美容 エステ」というキーワードで上位表示をさせたいという時に、「美容エステ.com」というドメインを取得してバックリンクを付けるだけで、簡単に上位表示されたという時代がありました。
これは、Googleがドメイン名を意識してアルゴリズムを作っているという証拠でした。
今となっては、その評価基準はかなり下がっていますが、どこで評価が上がるかわからないので、SEOを意識したドメイン名にすることをお勧めします。
メインドメインとサブドメイン
メインドメインとは、取得した状態のドメインのことです。
例えば、「example.com」というドメインを取得した時には、この「example.com」がメインドメインとなります。
サブドメインは、メインドメインから派生させるドメインのことです。
例えば、「abc.example.com」という感じでメインドメイン「example.com」の頭に「abc.」と付けることによりサブドメインとなります。
ドメインとサブドメインについては、下記ページでも説明してますので、よろしければ参考にしてください。
SEO的なドメインの決め方
メインドメイン名の決め方
ドメイン名を決める時は、サイトのジャンルに合ったドメイン名にすることをお勧めします。
私のサイトは、私的なサイトで何でもジャンルは扱うサイトです。
そのため「メモ太郎.コム」という、トップレベルの部分まで日本語のドメインにしてみました。
私的なサイトなので、ちょっとふざけた感じのドメイン名ですが・・・
企業のサイトやお店を運営する上でのサイトなどは、
- 企業名
- 店舗名
- 商品名
など、そのサイトにマッチングしたドメイン名にすることをお勧めします。
例えば、
企業名が「ほげほげ自動車」なら、「hoge-car.com」という感じです。
店舗名が「もげもげ商店」なら、「moge-syouten.com」など。
商品名が「ほげもげ饅頭」なら、「hoge-moge-manju.com」などなど。
サブドメイン名の決め方
サブドメインもメインドメインと同様に、関連のあるネーミングにすることをお勧めします。
例えば、「もげもげ商店」のお饅頭の専門サイトを、全くの別サイトとして作りたい場合には、
店舗名が「もげもげ商店」なので、メインドメインは「moge-syouten.com」。
饅頭の専門サイトなので、「manju.moge-syouten.com」という感じ。
のようにサブドメインを作ります。
ドメイン名の長さ
ドメイン名の長さは、あまり長くしないことをお勧めします。
これは、SEO的にどこまで関係するかというのは明確ではありませんが、
- ドメイン名の解析に時間がかかる可能性
- 検索ユーザーが覚えにくい
- URLが無駄に長くなってしまう
など、考えられるマイナス要素があります。
検索エンジンクローラーが巡回する時に、
「ドメイン名が長いとドメイン名の解析だけで時間がかかる」
という話しをGoogleさんが言ったとか言わないとか。。。
また、ドメイン名が長いとURLも必然的に長くなってしまうので、長いドメイン名や長いディレクトリ名など、URLを長くしてしまうことはお勧めしません。
ドメイン名が長いからと言って、SEO的評価が下がるものではありません。
しかし、URLがクリックされた時には、ブラウザやサーバーなどがドメイン名やURLの解析を行います。
解析に時間がかかれば、それだけサイトの表示速度も遅くなるわけです。
Googleは、
- サイトの表示速度
- ページの表示速度
もSEO的な評価をしていると言っていました。
そこまで高い評価をしているわけではありませんが、どちらにしても考えられるマイナス要素は、省いておくことに越したことはありません。
また、検索ユーザーがドメイン名で覚えてくれる場合も少なくないので、覚えやすいドメインというのはSEO的にも効果があります。
なのでドメイン名は、極力短めのネーミングを考えることをお勧めします。
ドメインの種類の決め方
ドメインの、トップレベルの種類の決め方としては、正直なところ、どれを選んだから有利というのは、明確にはされていません。
しかし、日本では、
- 企業なら「.co.jp」
- お店などは「.jp」
が良いとされています。
日本の企業や店舗であるということが、検索エンジンも検索ユーザーも分かりやすいので、こちらをお勧めします。
アフィリエイトをするサイトでも、「.jp」を使うサイトが一時期増えていたのも、有利と考えてのことだと思います。
実際に上位表示されやすかったのかもしれません。
グローバルな企業で、メインサイトが日本や海外でも表示して欲しいという場合なら、「.com」ドメインの方が良いでしょう。
また、「.co.jp」や「.jp」のドメインは更新料金が高いので、それほど予算の無い企業やサイトにそれほどコストをかけていない企業であれば「.com」ドメインでも良いでしょう。