40代からの正しい歯磨き粉の選び方
歯のホワイトニングについて
歯磨き粉でホワイトニングには限界がある
自然に歯を白くするためには、
- 色の着いた食品を食べない
- 歯茎から血を出さない
- 歯周病に絶対ならない
- 口内の唾液を少なくしない
など、不可能に近い状況が必要になります。
歯が白くなる理屈
歯は骨と一緒なので、元々は白い。
歯が黄色くなって、歯磨きをしても落ちない原因。
それは、歯のエナメル質が修復される時に、色素を取り込んだまま修復されるから。
なので、
- よほど唾液を大量に出し続ける
- 口内で血を出さない
- 色の着いたものを食べない
など、不可能に近い。
自然に、自分でホワイトニングをすることには、限界がある。
本当に歯を白くしたいなら、専門の歯科でホワイトニング治療を受けるべき。
歯の着色の原因と予防
日常での着色
口内にはバクテリアがいて、
- 食べかすなどが残っている
- 歯磨き後の歯磨き粉が濯ぎきれてない
などの場合、食べかすや歯磨き粉を分解して酸を出す。
その酸が、口内の物質を溶かし、歯に着色されてしまう。
飲食での着色
食べ物や飲み物の色。
- カレー
- スパゲッティ
- コーヒー
- 紅茶
- ワイン
などが口内に残り、その色が薄く着色される。
治療での着色
歯の治療で、
- 金属を埋め込む
- 神経を抜く
などで着色される場合も。
金属は、口内の酸により、酸化した金属による着色。
歯の神経を抜いた場合は、エナメル質の再生能力に影響があるのか?
老化による着色
老化により、唾液の分泌が悪くなると、口内は強い酸性になりやすい。
その酸による着色。
歯の着色の予防
歯の着色の予防には、口内の酸が強い状態を、できる限り無くすこと。
- 水を飲む
- 唾液をたくさん出す
など、口内の酸を中和すること。
老化で唾液が出にくくなった場合、梅干しを見るだけでも唾液が出る。
もちろん食べても良い。
日常的に運動で汗をかくと、汗をかきやすい体質に改善させる。
唾液も一緒で、梅干しなどで日常的に唾液を出すと、唾液が出やすい体質に改善される。
歯磨き粉の選び方
歯磨き粉の種類は大きく2つ
40代を過ぎてから歯磨き粉を選ぶ時の基準として、
- 研磨剤が入っている
- 研磨剤が入っていない
ということは、けっこう重要になってきます。
歯磨きと研磨剤の関係
歯磨き粉に研磨剤が入っているかいないかで、
- ホワイトニング効果
- エナメル質の削れ
良い効果を得られるメリットと、悪い効果のデメリットがあります。
40代を過ぎると、体の代謝が悪くなってきて、
- 汗をかき難い
- 唾液が出難い
などの症状が現れてきます。
この唾液が出難くなる症状で、歯のエナメル質へのリスクが高まってしまうのです。
歯の磨き方
歯の磨き過ぎには注意というより危険
研磨剤入りの歯磨き粉で磨くと、エナメル質を削りながら磨くことになります。
汚れたエナメル質を削り、キレイなエナメル質へと修復されるなら、歯磨きでホワイトニングができるのですが。。
しかし、エナメル質を削ると、修復には時間がかかり、修復できないケースも多いんです。
歯の磨き過ぎは、エナメル質を削り過ぎて、修復が追い付かない場合がおおく、
- 歯が弱る
- 虫歯になりやすい
などの原因にもなります。
なので、自分でホワイトニングをしようとせず、歯の健康を第一に歯磨き粉を選ぶことが大切です。
おすすめの歯磨き粉
小林製薬 薬用 シコンコート(110g)
シコンコートは、研磨剤が入っていない歯磨き粉です。
値段はちょっと高いと感じるかもしれませんが、思っているより少量でも泡だってくれて歯を磨けるので、1日3回磨いても、年に2本くらいで済みます。
意外と安いのかもしれません。