最近のお笑い芸人が面白くないから勉強してみた

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お笑いの勉強

お笑いを勉強した理由

数年前にテレビを見ていて、

「最近のバラエティ面白くないな~」

と思ったのがキッカケで。

まぁ島田紳助さんが引退してから、テレビがつまらなくなったというのは感じていたのですが、1人のお笑い芸人がいなくなっただけで、こんなに変わるものかと思い、理由を考えたんです。

独自に分析してみて、バラエティがつまらなくなったのは、面白いお笑い芸人が減ったからという結論に達しました。

それで、

「お笑いってそんなに難しいのか?」

と思い勉強してみました。
 

お笑いって難しいの?

何でもそうなんですが、頭で考えたり思ったりするのは簡単でも、自分でやってみるって大変なもんですよね。

いやぁ~真に、お笑いも難しかったぁ~。。。。

【机上の空論】っていうのを、身をもって思い知った気がします。

私が想像していた以上に、お笑いをやるって難しいんだなぁ~って。
 

お笑いの何が難しい

まずお笑いを勉強するとは言っても、教科書が無いから。

吉本興業のNSCって有名ですよね。

単純に考えて、

「学校があるってことは教科書があるんじゃねぇ?」

と思って、Amazonとか本屋さんを色々検索して探してみたけど、全く無くて。

唯一見つけたのは、昔の漫才コンビ紳助竜介の【紳竜の研究】というDVDでした。

その中で、島田紳助さんがNSCで講義をしている映像があり、そこでNSCの第1期生の話しをしていたり。

そこで初めて、お笑いの教科書は自分で作らなければならないということを知ったのです。

そんなレベルから勉強し始めて、

「お笑い芸人さん達も、こんなレベルから始めてるんだろうなぁ~」

と、お笑いの大変さを知りました。

当たり前かもしれませんが、お笑いって難しい訳だよね。
 


 

お笑いの勉強って何をした?

お笑いを勉強し始めた時、とりあえず有名で人気があり誰もが実力を認める芸人さんの言葉を勉強しました。
 

  • 明石家さんまさん
  • 島田紳助さん
  • ビートたけしさん
  • 所ジョージさん
  • タモリさん
  • 鶴瓶さん
  • ダウンタウンの松本さん

 
などなど。

中でも、色んな言葉を残してくれていたのが、島田紳助さんと松本人志さん。

特に、笑いの教科書を探している時に見つけた、【紳竜の研究】というDVDの講義映像。

これは勉強になりました。

これがだいぶ、私にとっての、お笑いの基礎となっています。

ってお笑い芸人になるつもりは全く無いのですが、ある程度は身をもって知って理解できないと、夜も眠れんみたいな、不器用な人間なんで。
 

お笑いへの理解

島田紳助さんの言葉

【紳竜の研究】の動画を一旦、一通り見たのですが、その中で最初に心に残ったのが、【努力と才能の方程式】のような話しです。

紳助さんが、

人の成功は全て才能

と言い切ってたこと。

そしてそこには方程式があり、

「0~5の才能の奴がおって、5の才能の奴が5の努力をしたら5x5で掛けて25の成功を収める。」

というような話しで。

その話しで初めて、自分の才能を数値化して、自分がどの程度の才能の人間なのか、というものを思い知らされたんです。

漠然と才能が無いことは分かってはいたのですが、現実的に数値化してしまうと愕然としましたね。

もしかしたら、自分が成功できなかったのは、才能が無いからではなく、己の才能を知らなかったからじゃないか。

自分の才能をもっとしっかりと理解できてたら、努力の方向性を間違えなかったんじゃないのか。

努力の方向性を間違えなければ、もう少し何かで成功出来てたんじゃないか。

など、色々考えさせられた深い言葉でした。

私がもし、若くしてお笑い芸人を目指そうと思っていても、この自分の才能と向き合えてない自分のままでは、仮に才能があったとしても、成功はできなかったかもしれない。

芸人を目指さなくて良かった。。。
 

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松本人志さんの言葉

とある番組の中で松本人志さんが言っていた言葉で、

「若手芸人が出てくるのはええねんけど、こっちが何か振ったら、何か言え、何かしろ。何もせんのが一番困んねん。何かしてくれんとこっちも何も出来んから助けることも出来んねん。」

言葉はしっかりと正確じゃないかもしれません。

記憶に残っている程度の言葉で、何となくこんな感じのことを言っていました。

普通なら只々、

「あぁ~そうやなぁ~」

と感心するだけだったかもしれない。

でもお笑いの勉強をしていたので、『何か言え、何かしろ』を実践してみたんですが・・・

全く何も言えない、全く何もできない、自分がいたんです。

まぁ素人なんて、こんなもんなのかもしれませんが、ちょっとお笑いを勉強し、ちょっとお笑いを理解した気になってた自分に、思いっきり恥ずかしさが沸き上がりました。

情けない。

テレビに出てくる一発屋の芸人さんですら、必ず何か言ったり何かするんですよね。

その凄さと難しさたるや。

またそこで、自分の才能の無さに愕然とするんです。

一発屋で終わる芸人さんですら、凄いことをやってるんだなと感心しました。

それからは、芸人さんへの見方が変わりましたよね。

しかし、この『何か言え、何かしろ』は、努力でどうにか出来るものなのか。

まぁ私は芸人を目指してないので、芸人さんほどの努力もしてないのですが、未だに「何か言え、何かしろ」の難しさには、噛み締めるものがあります。
 


 

お笑い笑いの教科書

Posted by memotaro