BreakingDownのビジネス発想と実現力の凄さ

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格闘技イベントBreakingDown

BreakingDownとは?

BreakingDownは、総合格闘家の朝倉未来さんが発起人となり、ここ数年で格闘技界をけん引しているイベントの1つと言っても良いでしょう。

オーディションには、プロ格闘家だけでは無く、アマチュア格闘家や、ド素人でタダ喧嘩が強いという人、喧嘩もろくにしたことが無い売名だけの人まで参加しています。

基本的には、主催者が認めれば誰でも出場できるという格闘技イベントです。
 

ネーミングの理由

BreakingDownブレイキングダウン)というネーミングは、
 

「格闘技や格闘家の既存イメージを壊し続ける

 
という意味が込められているそうです。

ちなみに『Breaking Down』という英単語を直訳すると、
 

  • 破壊している
  • 叩き壊している

 
というような意味になります。
 

1分間の魅力

1分間最強を決める!

という1分という時間なんですが、普通の街の喧嘩でも、殴り合いの喧嘩ならおそらく1分程度で決着が付きます。

よく『毎日5分間で激やせ』みたいなダイエットのキャッチフレーズがありますが、実際に5分間の運動というのは、運動をしていない人からすると、凄く大変なものです。

その5分程度の運動が毎日続けられないから、『毎日5分間で激やせ』出来ない人が多いんです。

しかも、殴り合いの1分というのは意外と長いもので、運動をしていない人なら30秒フルに殴り合ったら息切れします。

喧嘩の30秒以上は、体力や精神力に勝さったものが勝つと言っても、言い過ぎでは無いかもしれません。

なので、この1分という時間は微妙な時間で、
 

  • 反射神経
  • 筋力
  • 体力
  • 精神力

 
を1分間持たせることが出来れば、正にタダの喧嘩自慢でもプロ格闘家に勝てる可能性を秘めているわけです。
 

【素人とプロ】の壁を壊す

ボクシングK-1など格闘技で試合を行うには、通常はプロのライセンスが必要です。

しかしこのブレイキングダウンでは、
 

  • プロ格闘家
  • 元プロ格闘家
  • 空手チャンピオン
  • プロレスラー

 
などなど、普通ならルールで絶対に、素人が戦うことを許されない相手と、素人とプロが戦えるチャンスがあるわけです。

しかもこの1分という時間は、『プロに勝てるかもしれない!』という可能性があり、素人にとっては物凄い魅力となっています。

喧嘩自慢というか、喧嘩で強い相手に勝ったことがある人、強い相手と戦ったことがある人なら、テレビなどで格闘技の試合を見ていて、

「あいつなら俺でも勝てそう~」

「プロってそんなに強えのか?」

という考えを、おそらく1度くらいは思ったことがあるでしょう。

自分とプロとの差が、実際にどれだけあるものなのか、ブレイキングダウンに出場出来れば、それを実感することが出来る!
 

「素人とプロは戦えない」

 
という常識を壊しているのも、正にブレイキングダウンですよね!

魅力的です。
 

プロの試合

プロの格闘技の試合時間ラウンド数を例にすると、
 

種類 時間 ラウンド
ボクシング 3分 12ラウンド
K-1 3~5分 3~5ラウンド
総合格闘技 3~5分 3~5ラウンド
プロレス 1時間 1ラウンド

 
という感じで、プロレスの1時間1本勝負などが今でもあるのか分かりませんが・・・

仮に3分3ラウンドと短い試合を例にしても、素人では体力が持ちません。

戦い方として、で、
 

  • 3分の中で最後の1分を全力
  • 3ラウンドの最後のラウンドを全力

 
というような戦略を立てます。

その中で、
 

  • 体力を温存しながら戦う
  • 相手に攻撃をさせ相手の体力を消耗させる
  • 相手の動きを見切るために様子を見ながら戦う

 
というように色んな戦術で戦います。

なのでプロの戦い方は、5割程度の戦いをしたり、7割くらいの力を出したり、10割で戦ったり、と調整しながら戦います。

そのため、相手の体力が消耗したり、相手のダメージが大きくなってくると、勝機が出てくるわけです。

とは言っても、相手が全力で向かってきたら、それなりに体力を使って防御もするので、最低でも10分間を戦える体力が必要となります。

それがブレイキングダウンでは、1分間なのでそこまでの体力が無くても戦えます。

なんなら1分間だったらフルで全力で戦えます。

ダメージが大きくなる前に、体力が消耗する前に、1分が経ってしまうわけです。

最初から最後まで10割で戦えるので、素人でもフレッシュな体力のまま全力で戦うと、プロにも勝てる勝機が生まれるんです。

凄い発想ですよね、この1分って。
 


 

BreakingDownのビジネス発想

発想力と実現力

ビジネスではよく、

「まだ人が、やっていない事をやれ、発想してない事を実現しろ」

というような言葉が言われていますが、

「人がまだやっていない事を発想する」

というところまでは意外と出来る人がいます。

しかし、それを実現まで出来る人というのは、ほんの一握りです。

その一握りの中に、朝倉未来さんがいるわけです。

この1分という発想を、これだけ大きなものとして実現成功させているのは、天才と言うのが言い過ぎでも、凄い才能であることには間違いありません。
 

朝倉未来の実現力

「朝倉未来さんの実現力の源って何だろう?」

朝倉未来さんのYouTubeチャンネルを見ていると、とにかく行動の速さというのは目を見張ります。

『思い立ったが吉日』という言葉がありますが、本当に思いついたら即行動するんです。

即行動できなくても、

「じゃぁこれ次やろう」

という即決力が凄いんですよね。

決断力の上を行っているような、即決力。

しかもその即決力は、決してやみくもな決断ではなく、何か先の展開も全て見通しているような即決力なんです。

その先を見通す力が高いから、実現力も高くなる。

朝倉未来さんは、世界チャンピオンにもなった人で若い頃は喧嘩でも強かった人で、肝の座り方が常人とはちょっと違う気がします。

その度胸の良さとでも言うんでしょうか、恐れを知らない気持ちが、即チャレンジし失敗を恐れず決断できるということなんでしょう。

常人は、必ず事が大きくなればなるほど迷い恐怖心が出ます。

朝倉未来さんの実現力の源は、この先を見通す力の高さが物凄いからなんですね。
 

ビジネスでの成功

企業する人はまず、ビジネスで成功するより、ビジネスで失敗しないことを学ぶべきです。

格闘技でもそうなのですが、勝つための技術練習ばっかりして、負けない戦い方や自己分析が出来ていない人がけっこういます。

勝つための技術ばっかり練習してると、勝つ発想しかしなくなってきます。

負けない戦い方と自己分析があってこそ、勝つための練習が生きてくるものです。

ビジネスでも同じように、成功することばかり考えていると、失敗を予知しなくなります。

失敗をする発想が無くなると、自分が間違った方向に向かっても気づけなくなります。

朝倉未来さんが、負けない戦い方をどれだけ重視しているかは分かりませんが、自己分析は凄くしているはずです。

この自己分析が出来ていなければ、きっと先を見誤るでしょう。
 

失敗を恐れない

上で『失敗しないこと』と言っておきながら、今度は『失敗を恐れない』と矛盾していると感じているかもしれませんが、それは勘違いです。

チャレンジをする時には失敗を恐れず、前に進む時にはその失敗を成功に変えて進む、ということです。

どんな成功者でも、多くのチャレンジをし多くの失敗をして、1つの成功に結び付けています。

よほどの天才でなければ、『1発必中』『百発百中』なんてありえません。

チャレンジする時には失敗を恐れず、前に進む時には失敗しない、それがビジネスの鉄則です。

まぁもちろん、簡単ではありませんが。
 


 

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Posted by memotaro